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こんにちは!スゴい寒いのとスゴい熱いのがキライ、ろびっちです。
WOWOWで映画「エッセンシャル・キリング」を最近入手したブルーレイ・レコーダーに録画して観ました。
このレコーダーを手に入れて以来、WOWOWのプログラムガイドを見て、なんか良さそうな映画を片っ端から録画しています。
なにせ2TB(タンパベイじゃありません。テラバイトです)も容量があるもんですから。
そして時間があると録った順に観ています。
目次
なぜこの映画を録画したのだろう
どうしてこの映画を録ろうと思ったのか。まさかWOWOWの映画工房で斎藤さんと板谷さんが訳知り顔で鼻の穴を膨らまして「やっぱりギャロだよねぇ〜」って言ってたからでは無いでしょう。
しか〜し!やっぱり、アーティストでもあり、役者でもあるビンセント・ギャロが主演しているということ。
もうだいぶん前になりますし、話は一切覚えてませんが、映画「バッファロー’66」印象が残っています。
この強烈な個性はスゴい存在感を放ちますよね。そして今回の「エッセンシャル・キリング」では一切セリフ無しで演じています。それでも映画になっちゃうんだからスゴい。
先入観無しで評価しましょう!
でもですよ、いくらタランティーノが「いいね!」って言ったからといってヴェネチア映画祭で前例を覆して賞を2つも取る程の映画かってことですよ。
最初に米兵を殺して、捕まって、運良く逃げて、逃げ続けるアフガン兵の話で、人を殺して、イヌを殺して、腹が減って、木の実を食べて、おっぱいすって。
美しい背景で破天荒なギャロが映えますし、口から吐く血が白馬の背中に美しいと思います。
でも、面白いかって言われると、そうでもありません。もうカッコつけて、面白くも無い映画に「やっぱりギャロだよねぇ〜」って評するほど若くもありませんし。
それにしてもイタリア系アメリカ人のギャロにムハンマドと名前を付けてアフガン兵だという設定もどうかと思います。
そしてアフガニスタンで捕まったはずはのに逃亡するのがどう見ても北欧っていうのもね。
1つだけ驚いたのは、最後のほうで出て来る耳が聞こえない女性がいますが、演じているのはエマニュエル・セニエって女優さん。
ロマン・ポランスキーの奥さんらしいのです。先日、彼の映画「ゴーストライター」を観たばかりなのでビックリしました。