こんにちは!英語の曲は大好きだけど、語学力は上達しない、ろびっちです。
さて、今日はタイトルにも書きましたが、iTunesで「僕のベスト盤」のような企画のプレイリストを作成する際、必ずといっていいほど入れてしまう曲があります。
そのなかの1曲がPearl JamのDaughter。ハードロック路線のバンドにあって珍しいアコースティックギター中心の切ない感じの曲。といっても歌詞が分からないので本当に切ない詞なのかは分かりませんが…
そんなPearl Jamというと僕は約20年前に知り合ったボブというアメリカの青年を思い出します。
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ボブは英語の先生
当時僕のいた会社は新しい社長を迎えたばかりで、社員は新社長がどのような人なのか、どのような振る舞いをするのか、探りをいれている状態でした。
そのとき、その社長が「就業時間外に英語のレッスンを行うので、興味があれば参加してください」と英語教室を企画してしまいました。結局5人くらいしか社員が集まらず、何故か最初から社長に目を付けられていた僕は半ば強制的に参加させられました(まあ、半分は興味もありましたが…)。
レッスン初日、仕事終わりに会議室に向かうと、ガイジンの若者が独りでコンビニの幕の内弁当を食べてました。
どうやら彼が社長がどこからか連れて来たこの教室の教師のボブ先生らしいのです。きっと、飲み屋のママかなにかに酔っぱらった際に面倒を見てくれるよう頼まれたのでしょう。
ボブに聞くと給料は授業のたびに弁当をごちそうになるということで請け負ったらしいのです。
なんともいい加減な展開に呆れていましたが、ボブはちゃんとテキストはコピーして持ってきて配布をしてくれました。
授業の中で、いろいろと趣味などについて語り合うコーナーでテキトーな英語を組み合わせてしゃべり合っていたら、ボブが僕に「好きなタイプの女性は?」とか聞いてきたので、すかさず僕は「シャロン・ストーン!」と当時流行のセックスシンボルの名前を勢い良く言ってしまいました。
するとボブは最高にクサいオナラでも嗅いでしまったかのような顔で「ノォーーーーーーー!」。どうやらシャロン・ストーンはオジさんたちの視線はボディに釘付けにしてますが、アメリカの若者のハートは掴んで無いらしいのです。
ボブの英語の授業は半年は続いたでしょうか。そのうち、テキトーに教室をたたんでアメリカに帰ってしまいました。
連絡先の交換とかもしたかもしれませんが、どっちにしろ英語はそれほど上達もしてないので、連絡もしなかったと思います。結局それっきり。
そのシャロン・ストーンのおかげでPearl Jamに出会ったよ
当時「氷の微笑」でセンセーショナルに出て来たシャロン・ストーンのセクシー映画第2弾「硝子の塔」の中で「週末はPearl Jamのライブにいくわ!」とかなんとかのセリフを言ったのが、僕がPearl Jamと言うバンドを始めて耳にした瞬間です。
このセリフをきっかけにしてアルバム「Vs.」を買い、収録曲のDaughterが大好きになり、1995年2月の武道館公演にも行くことができました。
以来、僕の得意なテキトーさでこのバンドを追いかけてきましたが、何故かDaughterだけはことあるごとに聴きたくなる一曲です。そして何回かに1回はシャロン・ストーンを思い出し、ボブの「ノォーーーーーー!」って言った顔を思い出します。
少しはバンドの紹介を
僕があえて言うまでも無く、Pear Jamは90年代を代表するシアトル発のグランジロックの雄、Nirvanaと並び称されるバンドだということはみなさんご存知でしょう。
僕はこの記事を書くにあたって少しググってみました。というのも、よく聴いてはいるもののバンドについてはほぼ知らないことに気付いたのです。
Pearl Jamの名前をシャロン・ストーンが言った時からカッコいいなぁと思って今日まで来ましたが、意味は知りませんでした。
なんとボーカルのエディー・ベイダーのおばあさんのPearlさんの作る先住民譲りの美味しいJamのことだったんですね。
もし僕がボーカルに選ばれてたら、「Hanako Kashiwa Mochi」になるところでした。