photo credit: Wolfgang Staudt via photopin cc
こんにちは!いつかは渓谷歩きとかやってみたい、ろびっちです。
KAVU、North Face、Colombia、Rokx、Gramicci、Keenといったアウトドア・ブランドのファッションアイテムは大好き。
機能的で、丈夫でなため長年着れるし、年月が経過してもエイジングで味は出るし、なにせ古臭くならない。
10年後に写真を観ても「ふるっ!」ってことにはならない。
でも、そんな格好をしていても、単なる普段着であって、そのまま渓谷歩きに出掛けますってことはしたことはありません。
長く歩いてもロビンとの散歩の5kmくらいがせいぜい。
比較的、田舎に住んでいるけど、特に高い山があるわけでもなく、渓谷があるわけでもありません。
だから、よく街中のデッカいアウトドアブランド広告で山の中を歩いていたり、キャンプをしていたり、ロッククライミングしていたりするのを見ると、「いいなぁ」って思い、ロビンと出掛けたいなと感じていました。映画「127時間」を見るまでは。
目次
やっぱり自然は過酷
オープニングはジェームズ・フランコ演じる主人公のアーロンが「さぁ、これから渓谷にいくぜ!」って調子に乗っているシーンが続きます。
途中、ハイカーの2人の若い女の子をを誘って、素晴らしい場所で水遊びをするところまでは、思い描く素敵なアウトドアシーン。
こういうところが近所にあって、休日にお出かけするには最高だなと思って観てしまいます。
まあ、実際もほとんどは楽しさだけで終えることのできる活動なのでしょう。
でも、アーロンには悲劇が待っていた。まあ、この悲劇が無いと小説化や映画化もされていませんけど。
映画のほぼ3分の2は、狭い岩の裂け目で腕を挟まれたアーロンのシーンで、寒さや飢えや喉の渇きや腕の痛さに耐えるシーンが続きます。
僕はWOWOWで録画したものを、ロビンが寝ている傍らで観たのですが、腕を切り落とすシーンなんかは映画館では観ていられなかったかもしれません。
黙ってふらりと週末に自然への逃亡ってカッコいいと思いますが、やっぱり行き先だけは誰かに伝えとかないとダメですね。アーロンもこの点には激しく後悔しています。
スタッフについて
監督は「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞を受賞したダニー・ボイル。僕はこの人の映画は「サンシャイン2057」しか観たことがありません。
なので2本目の「127時間」と併せて考えると、衝撃のラスト作りが得意なのかなと感じます。
WOWOWでは今後、「トレイン・スポッティング」もやってくるので、遅ればせながらですが楽しみです。
この「127時間」はよくテレビで宣伝の映像が流れていましたが、調子の良さそうな兄ちゃんが主演してんなくらいしか思ってませんでしたが、主演は「スパイダーマン」に主役のオトモダチ役で出ていたジェームズ・フランコなんですね。
今回の演技はほぼ「ひとり芝居」で行なう必要があるので、さぞ難しかったでしょう。いい役者だと思うので、彼の出世作となることを祈ります。