映画「メカニック」(1972年版)をDVDで借りてみたけど、イマイチだったよ

メカニック [DVD]

こんにちは!世の中いいことばかりじゃないということは知っている、ろびっちです。

もう半世紀近く生きてくると、そんなに上手くいろいろなことが行く訳も無く、いいことと同じくらい、いやそれ以上悪いことも起こることも分かっているつもりです。

なので、毎日の更新を目標として楽しいと思うことを発信していこうとしている当ブログですが、そうそう毎日、「これはいいよ!」と言い続けるのも嘘臭く、時には「これはイマイチだよ!」と発信するのも現実的でいいかなと思い始めました。

ただ、これはあくまでも僕が実際に体験した上での主観であって、他の人からみれば全く違うかもしれません。

そこで、今日は「これはイマイチだったよ!」と僕が感じたものを紹介します。

僕が絶賛した映画のオリジナル

先日、たまたまWOWOWを観ていたら突然始まって、ドンドン惹き込まれていった”ハゲの星”ことジェイソン・ステイサム主演の映画「メカニック」を紹介しました。

WOWOWで映画「メカニック」をみてジェイソン・ステイサムにシビレたよ – Hirobi66

実はこの映画は1972年に作成された同名の映画のリメイクで、主演のアーサー役はあの「ん〜、マンダム!」のチャールズ・ブロンソン。そしてスティーブ役には「ビッグ・ウェンズディ」や「エアー・ウルフ」でブレイクしたジャン=マイケル・ビンセント。

わざわざリメイクするくらいだからオリジナルはどれだけスゴいんだろう、DVDを借りて観てみようと思い、近所のTUTAYAに鼻息荒く向かいました。これは僕もビックリの行動力を発揮した瞬間でした。

「きっと無いよ」と思っていたら、なんとリメイク版のヒットを受けてなのか再入荷で準新作扱いでこちらに表紙を向けて並べられていました。

他にもイロイロと観たい作品がありましたが、今日はコレと決めてチャールズ・ブロンソン版の「メカニック」を手に取りました。

なんともガッカリな感じ

ステイサム版は最初の仕事の暗殺のテクニックからすぐに惹き込まれていきましたが、ブロンソン版はものものしい器具は出て来るものの何ともチープな感じの暗殺。

ステイサム版はアップルの各種ガジェット類が仕事に彩りを与えてましたが、ブロンソン版は小学校の理科の時間に見た顕微鏡の箱かと思わせるようなデカい箱から大事そうにカメラの望遠レンズを出したり、カメラ機能の付いた双眼鏡が出て来てその大きさにビックリします。なんか怪しいことをしてるってスグにバレんじゃん。ちょっとスマートじゃないなぁ。

また全編に流れる奇妙なBGM。場面場面に合わせた効果音を入れているつもりでしょうが、木琴とかは無いと思うけど。

父親を殺されて荒んだ生活をしているスティーブはステイソン版では孤独に家で酔っぱらって銃をぶっ放したりしてますが、ブロンソン版ではオトモダチをたくさんウチに呼んでドンチャン騒ぎ。

クローゼットからオトモダチが電話を持って飛び出してきて「ホワイトハウスに繋がったぜ!」とか言ってます。

そして極めつけはスティーブのファッション。シャツをピチピチのパンツにインしています。

それでも発見はあります

僕はブロンソンが主演する映画ってあまり観たことがありませんし、ホント「ん〜、マンダム!」のイメージしかありません。

風貌からしてメキシコ系の人なのかなと思ってましたが、実はリトアニア移民の家庭に生まれたんですね。あのワイルドな風貌は東欧の血を引くものなのです。

また1972年の作品だけあって当時のクルマはカッコいいですね。最近、僕がHuluで視聴している「バーン・ノーティス」で主人公がダッジのチャージャーを乗り回していますが、この「メカニック」にもアーサーやスティーブが乗るクルマ(いわゆるアメ車)はかっこいいです。

まあ、おかげで少しはウンチクが増えました。

最後に

どちらの映画もプロデューサーはあの「ロッキー」を生み出したアーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフのコンビ。

「ロッキー」以前にこのような映画を撮っていたんですね。まあ、ステイサム主演でリメイクしてくれたことに感謝です。

もし、DVDの購入を検討される方はこちら