こんにちは!自称「千葉のジェイソン・ステイサム」、ろびっちです。
先日、いつものようにWOWOWを流し観していたら、映画「メカニック」(2011年、アメリカ)が始まりました。主演がジェイソン・ステイサムだってことが分かると、(少し始まってましたが)早速死にかけのDVDレコーダーの録画ボタンをオン!無事に録画終了となることを祈ってました。
そしてゆっくりと鑑賞。
目次
どんな映画かというと
内容は、暗殺をあくまでも自然死に見せかけるなどの腕を持つ完璧な殺し屋アーサー(ジェイソン・ステイサム)が組織から命じられて恩人を殺し、その息子を暗殺者に育て、息子にオヤジを殺したことがバレて…どうのこうのです。
それほどストーリーに目新しいものは無いですが、完璧な暗殺者が完璧に仕事をこなす様子はとても面白いですね。特に、オープニングの対象を水死に見せかけるために、死んでいるのにクロールで泳いでいるように見せかける術は圧巻です。
観ようによってはトム・クルーズの「ミッション・インポシブル」よりも楽しめます。
仕事を終えて自宅で孤独に過ごす感じもカッチョエー!真空管アンプでレコードを聴いたり、赤いジャガーEタイプをガレージでメンテナンスしたり…
また、特に注意を引いたのは、アーサーの生活シーンではアナログなモノに囲まれているものの、いざ仕事となると、iMacやMacBook AirやiPodなどのApple製品やウェブカメラなどを駆使するところはデジタル・ガジェット好きにはたまりません。
まあ、こういう世界観の演出は監督をはじめとするスタッフの腕によるものが大きいですが、なかなか邦画では松田優作の「蘇る金狼」とかの例外を除いては観れないですね。
この映画の監督はサイモン・ウェスト。「コン・エアー」や「トゥーム・レイダー」、「ブラックホーク・ダウン」などを手がけた方です。
ハゲの星、ジェイソン・ステイサムという男
僕は決してホモではないので男優よりも女優のあれこれを語りたいですが、それにしてもジェイソン・ステイサムはカッコいいですね。
ハゲてて(この表現はいけないんですかね。僕もハゲてるのでいいじゃないですか)、ヒゲを生やして主役になる男優はこの人とショーン・コネリーくらいしか知りません。
最初に観たのは「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」でいい役者だなぁと思っていたら「トランスポーター」シリーズでクールな仕事人でブレイクしましたね。
やっぱり、このようなクールな仕事人が似合います。決して狂気は感じません。淡々と仕事をこなすタイプです。
脇役にも注目
この映画で恩人の息子役で出て来たベン・フォスターにも注目ですね。
「パニッシャー」や「X-MEN:ファイナル ディシジョン」に出てたそうですが、アーサーのようにクールに淡々と仕事をこなして行けない、弱い若者を好演しています。
ハンチングの被り方とか無精髭の生やし方とか参考になります。って、まず僕は痩せないと…
こういう出会いは重要
今回たまたまWOWOWでやってきたこの映画ですが、この時テレビを点けて居なかったら、おそらくこの映画を観ることはなかったでしょう。
でも、僕は出会ってしまった。そして面白かった。このことで繋がるイロイロなことが生活を楽しくしてくれます。
今後、サイモン・ウェストの監督作品は特に注視するでしょうし、ベン・フォスターの名前を耳にするとその出演映画を観るかもしれません。
ハンチングを買っちゃうかもしれないし、急に大金が入ればジャガーをメンテするかも。ウェブカメラを設置して監視、おっとこれはいけません。
1つの事象をキーに関心のある世界が広がっていくことに、ことさらワクワクしします。
実はもっと大事なことが
この映画は実は1972年の同名の映画のリメイクなんですね。当時の主演はあの「ん〜、マンダム!」のチャールズ・ブロンソン。恩人の息子役は映画「ビッグ・ウェンズデー」やテレビドラマ「エア・ウルフ」でおなじみのジャン=マイケル・ビンセントです。
これは観ないと。さっそくTUTAYAにいって探そうと思います。うちの近所のヒット路線重視のTUTAYAにはおそらく無いでしょうけど。