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こんにちは!映画から学ぶ史実って面白い、ろびっちです。
またまた、偶然観た映画に魅了されています。その映画は「世界侵略:ロサンゼルス決戦」。WOWOWをつけていたらたまたま観ることになりました。
映画館の他の映画の本編上映前の予告編で観たことはありましたが、お金を払ってまで観ることはないなと思っていた作品が、実は面白いということになると自分の観察眼の無さに呆れます。
でも、題名からして怪しいでしょう?世界侵略をされそうなのに決戦がロサンゼルスなんて。以前、アメリカ沈没みたいな題名でワクワクして観るとどこかの島が沈むだけのB級映画がありました。こういうの「モックバスター」っていうんですよね。
なので、この「世界侵略:ロサンゼルス決戦」もその手の映画なんだろうなと思ってました。
目次
スーパーヒーロー不在で地球を救う
最近の宇宙人の侵略物って、スーパーヒーローがいないんですね。人間、せいぜい軍隊の持つ火器のレベルで抵抗します。「宇宙戦争」しかり、「第9地区」しかり。
そして、かろうじて抵抗できるぐらいのパワーで宇宙人は攻めてきます。宇宙人は映画「サイン」や「第9地区」に出てくるように人間より少し大きい感じでしょうか。
今回のヒーローは退役を覚悟した海兵隊の二等軍曹。現場叩き上げのこの軍曹が初実践のキャリア組の少尉と折り合いをはかりながらチームを率いて勝利に導きます。
本来であれば、国防総省のどこかずっと奥でコンピュータに囲まれて働く分析官が出してくる宇宙人攻略法をこの二等軍曹が出してくるあたりは驚きます。まあ、宇宙人をなんとかしないと映画が終わらないですからね。
実は史実に基づいてます
とにかく多くの宇宙人が次々と現れて、バンバンと打ち合っているシーンが続くのでその印象が強いですが、オープニングでさらっと史実に触れてます。
1942年に「ロサンゼルスの戦い」というのがあったんですね。
太平洋戦争の開戦直後、日本軍が攻めてきたと思ったアメリカ陸軍がロサンゼルスで対空砲火で応じたというもので、実際は何に対して砲火したのか不明のままだそうです。
これが実は宇宙人で、この後世界各地で同様なことが起き、2011年に再度世界中に攻めて来て、ロサンゼルスでの戦いをクローズアップしたというのがこの映画の設定です。なんだ決戦じゃないんじゃん!
僕は太平洋戦争というと真珠湾攻撃から広島・長崎の原爆投下まで、太平洋と日本を舞台に行なわれたという理解でしたが、「ロサンゼルスの戦い」のようにあまり知られていない史実が出て来るあたり、勉強になります。
スーパースターも出ていません
この映画には主役級のスーパースターは出演していません。
主役は「ダークナイト」に脇役で出ていた、アーロン・エッカート。出ていると「この人良く観るけど、なんにでてたっけなぁ?」って思う感じの人です。
ただ、僕が注目したのは脇役で出てくる女優2人。
先ずはこういう部隊ものには欠かせなくなってきた女戦士役がよく似合うミシェル・ロドリゲス。「バイオハザード」、「S.W.A.T.」、「アバター」など出て来るたびに「またアンタか!」と思わせる彼女。
監督もこの人には特別な演技を求めないんでしょうね。どの映画を観ても同じです。同じ人物の設定でいろんな映画に出てるんじゃないかと思うくらい、同じです。
もう一人は、戦闘で右往左往させられて埃まみれになってしまいますが、実は美人のブリジット・モイナハン。「アイ・ロボット」なんかにも出ており、美人さんだなって思ってました。
そうやって気にするとこの人、気になるプライベートが。ニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバックのトム・ブレイディと過去に付き合っていて、その時の子供がいるとか。
まぁ、いろいろとウンチクは貯まっていきますね。
今日紹介した映画
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世界侵略:ロサンゼルス決戦 (字幕版)