こんにちは!肉よりも魚が好き、ろびっちです。
さて、先週、母の一周忌を迎えるにあたり故郷の山口県下関市に行って来ました。
ちょうど、台風が近くを通過した直後ということもあってか、現在の住居のある千葉に比べ格段に暑く感じました。
日頃慣れない用事、一周忌の準備でお寺に問い合わせたり、花を注文したりなんだりで日中を過ごしましたが、夕方からは時間が空きそうなので、なにか楽しいことはないかな?と考えていたら、
「そうだ海響館に行こう!」
と思い立ちました。
僕は産まれてから高校を卒業するまで、この下関の近くの山陽町(現在の山陽小野田市、「三年寝太郎」という昔話が有名)というところで育ちました。
当時水族館と言えばこの海響館の前身、下関水族館です。ここは仮面ライダーが怪獣と戦ったとか戦わないとかのマリンランドという遊園地の横にあり、くじら館というクジラの形をした展示館がありました(現在でも中には入れませんが「くじら館」はあります)。
しかし、10年ちょっと前のことですが、台風で水族館の魚が全滅ということがあり、新たに場所を変えて出来たのが海響館です。悲しいことにマリンランドは無くなってしまいましたが。
ネットで開場時間を調べたら、昼間の営業時間は17時半までということですが、18時から「夜の水族館」が始まるらしい。
それに合わせて少し昼寝をすることとし、サンデンバス(地元の路線バス)で出発。実は海響館に行くのはこれが初めてです。
目次
海響館に着いたよ
「海響館前」というバス停で下車し、5分くらい歩くと目指す海響館に到着しました。なんか以前の下関水族館に比べ立派な建物。
期待でテンション100%です。
夜の水族館の正面入り口に続く階段です。
「夜の水族館」というくらいなので、「子供の時間は終了、大人がゆっくり楽しんでください!」と思いきや、早速、機械で吐き出されるシャボン玉をキャッキャと叫んで追いかける子供の群れに遭遇。
僕にぶつかってもお構い無し。ちょっと残念なのでテンション80%
入館して大きな窓の外を見ると関門海峡がすぐそこに。テンション100%。
でも伯父さんから「瓦そばを食べに行こう!なにやってんの?」ってケイタイに電話がかかって来て、ゆっくり楽しめなくなりそうでテンション80%。
そんなテンションの上げ下げを感じながら、一旦海響館の上階に向かうエスカレーターに乗ると、もうテンション120%です。
水族館はいいなぁ
エスカレーターを降りるといきなり大水槽で多くの魚たちがお出迎え。
iPhoneのカメラで撮影しましたので、ピンボケしていたりしていてスミマセン。
おお!お約束のキラキラ光る小魚の大群がキレイ!
デッカい魚がコバンザメみたいな魚にくっつかれてウザそう。
大水槽の大きさとかはちゅらうみ水族館(行ったことありません)に、魚の種類は鳥羽水族館(こちらは行ったことがあります。「銀河系一」だそうです。)に負けそうですが、この海響館はさすが下関、ふぐの種類が多数。
寒い海のふぐや熱い海のふぐ、淡水のふぐなど見たこともないふぐをたくさん観ることができます。
さっそく、知らないふぐが泳いでいました。
こちらは金持ちのお腹によく入るというトラフグ。
以前、ふぐのコース料理をいただく機会があり、遠慮していたら薄造りがひからびてしまって残念な結果になった記憶が蘇ります。
漁師さんたちが迷惑がるクラゲもこうして観るとキレイです。
途中、暗い水槽のコーナーがあって、入り口のお姉さんに赤い光の出る懐中電灯を渡され「お魚を探してくださいね!」って言われましたが、暗すぎてiPhoneではことごとく撮影出来ず。
その中において明るく光る水槽があり、近づいてみるとなんとシーラカンス。
このシーラカンスは日本で最初にどこかの水族館で公開されたものらしいです。
よく見るとワイヤーで吊ってあって、「なんだ。生きてないんかい!」
ひととおり魚を観たあとはペンギンの館へ。
南極大陸にいるペンギンたちが群れてます。もうすぐ寝る時間ですかね。
まあ、中には遊び足りずに泳ぎ続けるヤツもいるようです。
このあと一旦屋外へ。
アルゼンチンと提携しているフンボルトペンギンの生息地ってのが広がります。
土を掘って巣穴を作る種類のペンギンらしいです。左はその巣穴。
ペンギンコーナーの後は、イルカ達が優雅に泳ぐ水槽があります。
映画「グラン・ブルー」を思い出します。
お昼であればイルカショーを観ることが出来るらしいですが、夜は泳ぐのを観るだけ。
イルカは脳を半分ずつ休めて、泳ぎながら寝るんですよね。
ひととおり水槽で魚たちを観終わったら、出口のホールで地球上最大の生物、シロナガスクジラ(の骨格標本)がお出迎え。とにかくデカい!
吹き抜けに斜めに展示してあります。横にバンドウエイジ、いえ、バンドウイルカの骨格標本も並べてあり、その大きさにビックリします。
こちらがそのバンドウエイジ。いえ、バンドウイルカ。
約1時間くらいでしたが、とても楽しく過ごすことができました。
関門海峡側から見る海響館。
すぐ近くの桟橋から、古くは宮本武蔵と佐々木小次郎、新しくはアントニオ猪木とマサ斎藤が決闘した巌流島への船が出てるみたいです。
お薦めなたそがれスポットはここ。海響館から出たところですが、関門海峡にかかる関門橋と唐戸市場、そして火の山が一望できます。
昼間の暑さを忘れさせてくれる涼しい風が吹き抜け、しばしたそがれました。
あとで気付いたのですが、映画「あなたへ」で高倉健さんもこの場所の撮影シーンでたそがれていらしたらしいです。
まとめ
オッサン1人での水族館でしたが、久々の水族館ということもあり、かなり楽しめました。
「夜の水族館」は大人のムードを期待しましたが、やっぱり子連れの家族が多いですね。大人達はロンドンオリンピックの柔道に夢中になる時間ですしね。
また、上記のたそがれスポットは海風が本当に気持ちよく、是非一度訪れて、健さんになってみてはいががでしょうか?
このあと僕は無事伯父さんと合流。川棚温泉名物の瓦そばと鯛茶漬けを大変美味しくいただきました。もちろん伯父さんのおごりで。