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こんにちは!アップルの製品が大好きなろびっっちです。
今から20年くらい前にいた会社でマッキントッシュのコンピューターに触ったのがアップル(当時は「アップル・コンピューター」)社の製品に触れた最初だったと思います。
当時は社員一人一人にPCが与えられる訳は無く、20人くらいが2台のマッキントッシュを交代に使っていました。
当時アップルのコンピューターというとクリエイターが使うものだという前提となる考え方があり、その会社でもデザイン用に購入したんだと思います。(いまだに「Macはデザイン用」と思っている人が僕の周りに多いのには驚くけど…)
だけどデザイナーが居る訳ではないので、使い方は「表計算ソフトをワープロ代わりに」が専らだったと思います。
そんな僕ですがiPod(おそらく二代目)を手に入れてからはアップルの製品以外のiPhoneを含むコンピュータ類には目が行かなくなりました。
会社で支給されても今の会社では丁重に断り、自分のMacBook Airを持ち込んで仕事をしています。(セキュリティにそれほどウルサくないため出来る訳ですが…)
美しさが違います
製品を作る上での思想については今回紹介する本「ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー」を読んで納得して欲しいのですが、とにかくアップル製品は美しいと思います。
最初に買ったiPodしかりiBookしかり、とにかく白く光る(本書の言葉を借りると「後光の差すような」)端末で「ついつい触ってみたくなる」→「欲しくなる」→「使って楽しい」という気にさせてくれます。
ハードだけで無くソフトも美しいですよね。たまにWindows機を使うこともありますが、クラウドを通じて同期しているEvernoteを使っている時にフォントの違いを見て、やっぱりMac OS Xのほうが美しいと改めて感じます。
アップル好きのための本
例えばiPhoneのハウツー本とか書店に行けば棚に溢れていますが、そもそも使い方に悩む人って少ないんじゃないかなぁと思います。
直感で触って使い方が分かり、取扱説明者とかは必要無いのがアップル製品の良さでは。
じゃあ直感で分かる製品にどうやってしたのか?ってことが本書を読めば分かると思います。
でもアップル好きはとうにそんなことは知ってるでしょう。ただアップルの内部事情ってそうそう漏れてこない。
スティーブ・ジョブズのことは映画等で散々知っているけど、その他の情報ってそれほど知っている訳じゃ無い。
初代iMacの頃からハードのデザインを手がけ、現在はハード・ソフトを問わず婦プロダクトの総責任者になったジョナサン・アイブを軸に語られる製品登場秘話がふんだんに語られる、アップル好きのための本だと思います。
アップルが敷く鉄のカーテンの中をちょっとでものぞき込みたい人向けの一冊です。