スゲー久々にDon HenleyのBoys of Summerを聴いたら涙が出そうだよ

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photo credit: jazzisthemusic via photopin cc

こんにちは!小林克也さんの「ベスト・ヒット・USA」が懐かしくてしょうがない、ろびっちです。

先日、スゴい有名なんだけど取り立てて注意して聴いたことが無かったミュージシャンのアルバムをiTunes Storeで見かけ、ポチろうかなと思ったけど、少し我慢してCDを借りようとTUTAYAに向かいました。

お目当てのアルバムを4枚確保しましたが、「新旧作併せて5枚で1千円」ということなのであと1枚何を借りようかなと思っていたら、懐かしい名前が目に入りました。

Don Henley

「Actual Miles」というベストアルバムが置いてあり、最近老眼に侵されつつある目を細めて収録曲を見るとスゲー懐かしい曲が。

Boys of Summer

18歳にタイムスリップ

この曲、1984年に発売されヒットしたので、ちょうど僕が大学受験の勉強の合間に小林克也さんの「ベスト・ヒット・USA」で知り、すごく気に入って聴いてました。

当時の情報源はこの番組で、ここで紹介されていいなと思えば、レコードを買うか、レンタルレコード店でレコード借りてテープにダビングするか、FM放送をエアチェックしてテープに録音するかという方法でモノに。

この曲を聴いて思い出すのは、大学受験で山口から東京へ向かう寝台列車の中でウォークマンのイヤホンから流れてたなということです。

今思うと、なぜ新幹線じゃ無いのかなって感じですが、当時は好んで寝台列車を使ってました。

18歳ながらに一人旅をする自分に酔いしれていた瞬間ですね。その列車に揺られ旅するシーンにこのBoys of Summerという曲は合うんですね。

ついでに思い出したこと

大学受験で地方から出て来た場合は、程度の差こそあれホテルに宿泊して試験会場に向かうのが普通だと思います。

でも、僕は受験票に同封されていた「宿泊案内」で「普段賄い付きの下宿であるところに、下宿生が春休みで不在となるところに泊れます」というのになんの迷いも無く泊りました。親のサイフに遠慮があり、とにかく安くすまそうと思ったのでしょう。

すると、部屋は同じ大学を受験するという人と相部屋。それも、高校卒業後、しばらく病気をしてて療養していたとかで既に27歳の人と泊ることに。

とても感じの良い方で、受験前日の大事な時間を2人で夜更けまでずっと話し込んでいました。本の話になり、僕の全然知らない作家について彼は熱弁をふるっていました。

無事に試験を終え下宿に戻ってくると、もう先に彼は戻ってきており、僕にプレゼントをするために本を試験の帰りに買って来たと言って、その本をくれました。そしてその夜もいろいろと話をして盛り上がりました。

翌日、僕はまた寝台列車を使って山口に戻りましたが、列車の中で音楽を聴く以外にすることがありませんでしたので、その貰った本を読み始めました。

「雲の上」だの「光の国」だのと死後の世界についての解説本でしたが、よくよく考えてみるとこれは宗教本で、彼はどこかの宗教団体への勧誘を僕にしていたんだなとそこで初めて気付きました。

ほんとに彼は受験生だったのでしょうか?そこで上手く彼にキャッチされていたら、その後サティアンがどのこうのって言ってたかも知れないと思うとゾッとします。

そんなことを思い出しながら今宵、Boys of Summerを聴いています。

今日紹介したCDはこちら