こんにちは!それでもジェイソンはカッコいい、ろびっちです。
ブルーレイレコーダーを購入したことで、TUTAYAでブルーレイディスクを借りよう企画第5弾。今度は映画「ブリッツ」を観ました。
今回5枚のディスクを借りましたが、その最後です。
ジェイソン・ステイサム主演の刑事アクションものということで、ものスゴく期待し、一番最後に観ることにしましたが、結果は「そうでもないね」。
子供の頃の夏休みにお中元でたくさんの缶ジュースを貰い、一番きれいにデザインされた缶を一番最後までとっておいて、スゴく楽しみにしていたら野菜ジュースだったときのガッカリ具合と似ています。
それほどストーリーにひねりがある訳でも無く、印象的な演技をする役者が居る訳でも無く、ましてや特別な美術やCGがある訳ではありません。
普通に事件が起こって、すったもんだで解決するという普通のドラマ。
ジェイソン・ステイサムが演じるブラント刑事は破天荒な気質という設定なのですが、それが最後まで貫かれる訳でもありません。
そもそもこの人はロバート・デ・ニーロみたいに作品毎にカメレオンのように演技が変わるというタイプではなく、「トランスポーター」に出ようが「メカニック」に出ようが、あんまりそのキャラクターが変わる訳ではありません。
ジェイソンそのものを主役として使いたいと思い、その線で主役を設定すると、上手くハマるというタイプです。
なので、もしこの主役が彼で無かったら、なんの観るべきものはありません。
その上、タイトルの「ブリッツ」とは稲妻という意味だそうですが、てっきり主役のニックネームだと思いきや、全く違って犯人が自らをそうネーミングしたものです。
まあ、この犯人、ルックスが少しゲイリー・オールドマンに似ています。年齢的に合わないとは思いますが、この役を彼が演じて、ジェイソンと上手く対峙していたなら、もっと楽しいものになっていたことでしょう。