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こんにちは!子供の頃、よく母に「あんたは人の持ってる物を欲しがる」とたしなめられていた、ろびっちです。
僕には子供の頃にヒーローがいました。でもそれはアニメや特撮、はたまた有名人などテレビの中のヒーローでは無く、単なる一般人です。
それは6歳年上のいとこの”やっちゃん”。別に暴力組織に従事する方々の呼称ではなく、本名を略して呼んでました。
小学校の夏休みとかになると、決まって僕は母の実家に長期に預けられることが多く、その実家を継いだ伯父さんの息子のやっちゃんに別の伯父さんの息子のたっちゃん(僕より3歳年上)と一緒に面倒をみてもらってました。
とにかく彼は僕にとってファッションリーダーであり、最新アイテムの情報発信源であり、とにかくヒーローでした。
思い出すだけでも、
- 「太陽にほえろ!」のジーパンの死亡するシーンを演じるための「白いジーンズ」と「拳銃」
- ベイシティローラーズのレコードやおなじみのタータンチェックのシャツやハンカチ
- ジーンズはリーバイスやエドウィンではなくビッグジョン
- クルマのプラモデルのカスタマイズ(タイヤは必ずADVANに履き替える)
- アイドルはアグネス・チャン
- 作ったプラモデルはしばらく遊んで飽きたら最後に爆竹で吹っ飛ばす
- 自転車は前後にピカピカ光る電飾付き
- ドライブの最中は常に仮面ライダーが怪人と戦うと面白そうなところを探す
など、遊びに行く度に新しい遊びや新しいアイテムを紹介してくれました。
その度に僕は母におねだりするハメに。そして冒頭のセリフをよく言われました。
先日も母の一周忌で集まった際も、やっちゃんとたっちゃんと僕はこの話題で盛り上がりました。
なぜこの話を持ち出したかというと、先日WOWOWで映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」を観た際、”もやし野郎”の時の主人公スティーブ・ロジャースと僕が小学生の時の絶対的ヒーローのやっちゃんがびっくりするほどソックリだったから。まあ、それだけですけど。
目次
映画「アベンジャース」につながります
前置きが長過ぎましたが、この映画を観てそれぞれの「アベンジャーズ」達の話が重なってきましたね。
ソーのお父さんのオーディンが残したコズミック・キューブが出て来ますし、アイアンマンのトニー・スタークのお父さんがキャプテン・アメリカ誕生に一役買ってます。
こうなると今映画館で上映中の「アベンジャーズ」も観たくなりますね。
「アイアンマン1・2」、「ハルク」、「マイティ・ソー」と「アベンジャーズ」に登場するヒーロー達の映画を観て来ましたが、いちばんこの「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」に他の話をつなげるネタを提供しているのではないでしょうか。
でも、ネーミングとアメリカ国旗を模したハデハデのトリコロールのコスチュームが戦時国債を売るヒーロー役のためにそもそも用意されたものというのが楽しいですね。
コミックとは少し設定が違うようです
アメコミのファンであればいろいろと知っていることでしょうが、僕は「キャプテン・アメリカ」について何も知りませんでした。あれこれググってみると面白いですね。
映画では北極で凍り付いた眠りから覚めるのが現代という設定ですが、コミックではもっと早々に目覚めており、いろいろな経緯があって、「キャプテン・アメリカ」は代替わりしているんですね。
まあ第二次世界大戦から活躍している訳で、現役生活70年とかでバリバリ動けるなんてなったらアメリカの子供もさすがに「うそ〜ん?」てことになってしまうでしょうし。
是非一度コミックをおさらいしてみたいと思いますが、「こういうのってアメコミを買って読むしかないのかな、これだけ「アベンジャーズ」が盛り上がってくると解説書があってもいいかな」と思ったら、あるんですね。
表紙だけ見ているとなんかヒーローがウヨウヨして、そんなにいらんけどってなりそうですが、是非読んでウンチクを貯めたい1冊です。
モーフィングってすごいですね
先に紹介したぼくのヒーローの”やっちゃん”に似た”40kgしかないもやし野郎”のスティーブとヒーローに改良されたスティーブは両方とも同じクリス・エヴァンスが演じていると聞いてビックリしました。
これはCG技術で”モーフィング”といい、ターミネーターとかでも使われた技術だそうです。
でもそうなってみるとどちらが本当のクリス・エヴァンスなんでしょうか?まあおそらく筋肉モリモリのほうが本当のクリスなんでしょうが…