久々にDire StraitsのMoney for Nothingのイントロを聴いたら、全曲が聴きたくなったけど持って無かったよ

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photo credit: Victor Schiferli via photopin cc

こんにちは!最近は葉山に行っていない、ろびっちです。

いつものようにiTunes Storeのミュージックのコーナーあたりをウロウロと見ていたら、何をどう押したらたどり着いたのか分かりませんが、マーク・ノップラーの名前が目に入りました。

彼は言わずと知れたDire Straitsのリーダーかどうかは知りませんが、ボーカル兼ギターリスト。

ソロアルバムをバンバン出しているところをみると、バンドはその後どうなったのか気になりました。

そこで、ウィキってみるとDire Straitsは1995年、今から15年くらい前にもう解散していたんですね。って気付く程、僕はそんなにこのバンドを注視していた訳ではありません。

ただ、懐かしくなって代表曲の「Money for Nothing」の視聴をしてみたら、あのイントロのスティングの素敵なコーラスを素っ飛ばして、マーク・ノップラーのギターから始まりました。

「おお!懐かしいな!確か持っていたよな?」とiTunesのライブラリを探しましたが、どこにも見当たりません。

そうだ、PCをMacBook Proに替えたとき、ライブラリを移さなかったんだって考えたら、なんともう2年もこの曲を聴いていなかったのか、と気付きました。

MTV大賞を受賞したギターのイントロがかっこいい、この曲をもっていないだと!

この曲の思い出は「葉山」

僕が最初に働いた会社の仲のいい同僚に、たまたま近所に住んでいたT君がいました。

T君とは仕事が終わっても、帰る方向が同じなので、よく一緒にメシを食べて帰ったり、ビリヤードをして帰ったりとよくつるんでいました。

そのT君はターボ付きのスターレットに乗っており、よく休日に僕の部屋に来て「ドライブに行こう!」と誘ってくれました。

ターボ付きとはいえスピードを出すのが苦手な彼とのドライブは神奈川県は三浦半島の葉山に行ったことしか覚えてません。

まあ、キモチ悪いくらいによくつるんでいて、ゴダールとかトリュフォーの映画みたいなことをしようということで、葉山の海岸にワインとフランスパンを持って行って海パン姿で肌を焼きながら食べたこともあります。

ただ、映画のように素敵とはいえず、、風が運んでくる砂を口の中からペッペペッペと吐き出し名ながら、ジャリジャリと音を立てて食べたフランスパンの記憶。

そんなドライブでよく聴いていたのが当時大ヒットしていた「Money for Nothing」。

クルマの中で交わす会話は「理想のタイプの女性は誰?」とか他愛のないことばかりでしたが、そんなひとときがスゴく楽しかったですね。

今でも覚えていますが、そのT君が僕に言ってくれたことに「(僕の)奥さんはアニー・レノックス(ユーリズミックス)みたいな人が似合うと思うよ!」。

そんなころからもう20年くらいT君には会っていません。

当時は異質な感じ

とにかくこの曲が流行ったころは、日本はバブル景気真っ只中で、音楽も曲もルックスもオシャレな感じのもので賑わっていた感じがします。

スティングの「ブルータートルの夢」とかポール・ウェラー率いるザ・スタイルカウンシルの「アワ・フェイバリット・ショップ」とかが売れてましたね。

そんな中、MTV大賞を取ったのがこの曲でした。

デパートの店員が店のテレビで流れるMTVを観ながら「ギター弾いて、金が入っていいよな!」「あ〜あ、俺たちときたら電子レンジや冷蔵庫、そしてこのカラーテレビを運ぶぞ!」とか言ってる様子を曲にしたとか。

歌詞はそんな感じですが、最初のギターが登場するところはその間合いといい、ホント、カッコいいですね。

まあ、僕とT君のドライブで交わす会話もこの曲の店員同士の会話みたいなもんでした。

今や懐かしいこの曲を持って無いとは一大事。早速週末にでもTUTAYAに借りに行かなきゃ!

ちなみに余計なことだとは思いますが、僕の妻はアニー・レノックスではありません。

今日紹介したCDはこちら